(2)横浜港
(a)北米西岸航路
横浜港の平成2年での総取り扱い個数は約140万TEUであり、そのうち北米西岸航路の取り扱い個数は60万TEUとシェアは43%を占めている。又、平成6年の総取り扱い個数は約189万TEUで、そのうち同航路の取り扱い個数は62万TEUと、横浜港全体に対するシェアは33%と依然として大きな比率を占めている。
(b)北米東岸航路
輸出は、平成2年の4万5千TEUから平成6年には約7万8千TEUと58%の伸びとなっている。又、輸入でも平成2年3万3千TEUから平成6年には7万8千TEUと約42%増と、輸出入共、大幅な増加となっている。
(C)欧州・地中海航路
輸出は、平成2年の4万3千TEUから、平成6年には12万5千TEUと約3倍増。又、輸入では平成2年の4万3千TEUから、12万6千TEUと、輸出同様、約3倍の増加となっている。これは、大手船社が東京港より横浜港へ寄港地を移動したことが大きく影響していると思われる。
(d)韓国航路
輸出をみると平成2年の6万TEUから平成6年には4万TEUと減少傾向にある。又、輸入においても、平成2年の8万TEUから平成6年には約5万TEUと、輸出入共に減少している。
(e)中国航路
平成2年の輸出は3万3千TEU、平成6年では7万4千TEUと倍増している。又、輸入でも平成2年の5万9千TEUが平成6年には19万TEUと約3倍強の伸びを示している。
(f)タイ・インドネシア・フィリピン航路
輸出入共、大幅な伸びを示している。輸出の平成2年は4万TEU、平成6年は10万TEUと40%増。又、輸入では、平成2年の4万TEUから平成6年6万TEUと約67%増と大きな伸びとなっている。
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